武易一体

武道と易経の共通点や、名言を紹介していきます。武道と易を大きな柱としていきますが、陰陽五行の視点からさまざまなテーマを取り上げていきます。 忘備録、知識の整理も兼ねているため、過去の記事の修正・編集していきます。

武道の型とは

日本文化の特徴の一つに型があります。先人が工夫、鍛錬して体得した身体の動かし方を表現したものです。その道で修行する人は型をまねして勉強していくことになります。 そんな日本文化を学ぶためには欠かせない型ですが、型にはまったという言い回しがある…

易には三易と呼ばれるものがあります。簡易、変易、不易があります。わかりやすいこと、変わりやすいこと、変わらないことを意味します。 易という漢字は日と月でできています。日は陽の象徴、月は陰の象徴です。宮本武蔵の二天一流の二天とは、月と太陽のこ…

武道は試合のある格闘技と根本的に異なるところがあります。それはルール、つまり禁止されている技がないことです。試合では通常では、金的は打ってはいけないことになっています。回し蹴りは威力があり試合でもよく見ますが、金的を打っても構わないことに…

五行の構え

<p> 一番最初に武道と易経に共通点があることに目を開くきっかけとなったのは、剣術の構えの稽古をしている時でした。そこで剣術には5つの構えがあることを知ります。八相、上段、下段、脇構え、中段の5つです。これには別名がありまして、八相は木の構え、上</p>…

武易一体

武易一体。武は武道、易は易経。占いの本であった易経と武道が一体とはどういうことかと思われる方もおられると思います。縁あって、二つの道を学んでいるのですが、易経のベースともなっている陰陽五行思想は武道と共通するところが多いにあります。学びの…